明けましておめでとうございます、1stERA角江です。本年もどうか宜しくお願い致します。今回は明後日開業!!夢洲駅についてです。
2025年大阪・関西万博の開催が近づく中、会場となる夢洲へのアクセスの中心となるOsaka Metro中央線の新駅「夢洲駅(ゆめしまえき)」が2025年1月19日に開業する。
現時点で万博会場へ直接乗り入れる唯一の鉄道アクセスルートとなる。

中央線延伸で大阪湾岸エリアの新拠点に
万博会場予定地の夢洲は、大阪港の沖合に造成された約390ヘクタール(東京ドーム約83個分)の人工島で、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)がある大阪市此花区に属している。
この夢洲に、大阪市内を東西に結ぶOsaka Metro(大阪メトロ)中央線を延伸し、新駅「夢洲駅」が開業する。

中央線は本町・谷町などのビジネス街や大阪港・森ノ宮などの観光エリアを結ぶ大阪メトロの主要路線で、現在の終点「コスモスクエア駅」から約3.2km西へ延伸された新区間の終点となる。
大阪・梅田エリアからは、御堂筋線で本町駅まで移動し、中央線に乗り換えて夢洲駅にアクセスできる。
万博開催期間中のピーク時には、1日あたりの利用者数が約12万~13万人と予測されており、多くの来場者が利用する見込みだ。
万博会場へのアクセスを支える夢洲駅の構造と工夫
夢洲駅の構造は、地下2階のホーム、地下1階の改札コンコース、駅舎、4基のエスカレーターと2基のエレベーターで構成されている。

駅舎は南東出入口と北西出入口の2カ所が設計されているが、開業時点では南東出入口のみが開放される予定だ。
南東出入口の駅舎は、長さ約65メートル、幅約19メートル、高さ約10メートルの鉄骨造で、シンプルながら機能性を重視した設計だ。

万博会場の東ゲートに近接しており、来場者がスムーズにアクセスできる動線が確保されている。

万博来場者を迎える機能的な地下ホーム
夢洲駅の地下2階ホームは、中央にホームがあり両側に線路が配置された島式ホームで、1面2線の構造だ。
ホームの全長は約160メートル、幅は約10メートル。壁面は黒色を基調とし、中央線のラインカラーである緑色の照明がアクセントを加えている。シックで洗練されたデザインが、訪れる人々に未来的な印象を与える。

地下1階のコンコースエリアには、アルミ製のパネルでできた「折り紙天井」と呼ばれるデザインが施され、白を基調とした明るい空間が広がる。
壁面には高さ3メートル、幅55メートルの大型サイネージパネルが設置され、さまざまな映像コンテンツが展開される予定だ。

万博開催時には多くの来場者がスムーズに移動できるよう、コンコース全体が広々とした直線的なレイアウトで設計されている。改札エリアには16基の改札機が並び、明るい照明とわかりやすい案内サインが動線をサポートする。
さらに、大阪メトロ初の「オールジェンダートイレ」やベビーケアルームが設置されるほか、トイレの入り口には、個室の使用状況を表示する電光掲示板も設けられる。
15年の歳月を経て実現する新駅
当初夢洲駅は、2008年の大阪オリンピック構想に合わせて計画された北港テクノポート線の中間駅として構想されていた。
オリンピック構想が頓挫し、計画は一時凍結されたものの、夢洲のIR誘致計画や2025年大阪・関西万博の開催地決定を契機に、再び事業が動き出した。
計画実現に向け、路線のインフラ整備は大阪市が担当し、運営や管理は株式会社大阪港トランスポートシステム(OTS)が第一種鉄道事業者として担っている。
夢洲駅がつなぐ万博後の夢洲エリアの可能性
万博終了後、夢洲にはIR(統合型リゾート)の誘致が計画されており、夢洲駅はそのアクセス拠点として重要な役割を担う。
2025年1月9日に発表された万博跡地整備の民間提案では、「水をテーマにしたリゾート案」と「サーキットやアリーナ整備案」の2つが優秀案として選定された。


最終決定には至っていないものの、これらの計画を通じて夢洲エリアが大阪の新たなランドマークとして発展する可能性は高い。
また、交通アクセスの向上に向け、複数の鉄道事業者が夢洲への路線延伸を検討している。
・近畿日本鉄道(近鉄):奈良と夢洲を結ぶ快速急行の運行計画が進行中で、実現すれば奈良方面からのアクセスが大幅に改善する見通し
・京阪電気鉄道(京阪):中之島線を九条駅まで延伸し、九条駅で中央線に接続することで夢洲へのアクセス向上を図る計画
・JR西日本:ゆめ咲線を桜島駅から舞洲を経由して夢洲まで延伸する構想があるが、現在は検討段階にとどまっている
これらの交通インフラの強化により、夢洲駅は万博後も地域の拠点として機能し続け、大阪の国際都市としての魅力を高める重要な起点となるでしょう!!(健美家ブログより)
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