いつもブログを見ていただいてありがとうございます、1st ERA 松下です。
今日はナンバー認識駐車場についてお話したいと思います。
ショッピングセンターの駐車場などでは、出入口にゲートと精算機を設置して、駐車券により利用時間や料金を管理するといった、駐車券を中心としたシステムでした。近年、イオンや大型店の店舗において、駐車券やゲートをなくし、入庫車両のナンバープレートで管理する「スマートパーク」という方式を導入しています。
入口でナンバーをカメラで管理する為、未精算を防ぎ、ある店舗ではナンバーをカメラで見られているという事から万引きが減ったといいます。
これから店舗はもちろんですが、コインパーキングでもどんどん増えていくと思われます。
現在、フラップ版を設置するタイプが主流ですが、フラップレス駐車が増えていく事により、
フラップ板の不具合なども軽減でき、フラップ板に当ててしまったりする損傷や機械トラブルも解消できます。
現状としては、認証システムやカメラの管理等からフラップレス駐車場のほうが管理コストがかかってしまうといわれていますが、今後この駐車場が主流になることで管理コストもどんどんと下がってくることが予想されます。
デメリットとして、相続税や固定資産税等の減税につながる措置は受けられないことが挙げられます。
相続税や固定資産税は、土地に住宅が建築されていると、その評価額を減じることができる特例措置を受けられます。税金額は評価額に税率をかけ合わせて算定するため、評価額が軽減されると節税に繋がります。しかしながら、コインパーキング経営では土地の評価額を減じることができません。評価額通りの課税が行われるため、土地の固定資産税や相続税を節税したいという場合には適さない活用方法です。
コインパーキングは初期費用の安い土地活用方法です。空地をそのまま放置している状態であれば、土地の有効活用として始められるのも良いのではないでしょうか。
株式会社1st ERA
松下