1stERAの片山です。
23年度税制改正大網が決定しましたね!!
「貯蓄から投資」の流れを加速させることが狙いとしてあるようですが、不動産投資に与える影響について簡単にまとめてみます。
【インボイス制度の激変緩和措置】
2023年10月に始まるインボイス制度について、消費税を納める必要がない「免税事業者」から消費税を納める「課税事業者」となる事業者の負担を軽減する緩和措置をとる。
住宅の家賃は非課税のため、多くの不動産投資家は消費税を納める必要がない免税事業者である場合が多い。しかし、インボイス制度の導入に伴い、店舗や事務所のテナントから課税事業者となるよう求められる可能性がある。
【高経年マンションの固定資産税の減額】
高経年マンションのうち、大規模修繕工事を実施したマンションの固定資産税を減額する特例措置をつくる。管理状態の良いマンションに、自治体がお墨付きを与える「マンション管理計画認定制度」が今年スタートしたが、この認定を受けたマンションなどを対象とする。
23年4月から25年3月末までの期間に外壁補修などの工事が完了すれば、建物部分の翌年度の固定資産税の3分の1を減額する。
上記の事を考慮しながら今後の投資を考えて行く必要がありそうですね。
また、役立つ情報があれば配信させて頂きます。