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【不動産投資】銀行がフルローンを出さない理由と路線価評価の仕組み|収益物件購入の最新事情

2025.08.09

【不動産投資】銀行がフルローンを出さない理由と路線価評価の仕組み|収益物件購入の最新事情

いつも弊社ブログを拝見いただきましてありがとうございます。

本日は片山がご担当させていただきます。

 

不動産投資で物件を購入する際、フルローン(自己資金ゼロ)を希望する投資家は多くいます。
しかし近年、銀行融資の審査は厳格化しており、フルローンが通るケースは限られています。

 

・銀行がフルローンを出さない背景

の背景には、バブル崩壊の教訓があります。
バブル期には銀行が実勢価格(売買価格)をそのまま評価し、融資を行っていましたが、崩壊後は物件価値が大幅に下落し、担保割れによる巨額損失が発生。
この経験から、現在は路線価や公示価格を基準とした「安全重視」の融資評価が主流になっています。

・路線価評価とフルローンの関係

路線価評価とは

路線価評価は、国税庁が定める土地価格で、相続税や固定資産税の算定にも用いられます。
実勢価格より低めに設定されることが多く、融資額が抑えられる原因となります。

具体例

  • 実勢価格:1億円

  • 路線価評価:7,000万円
    → この場合、銀行は7,000万円を上限に融資を検討するため、自己資金が3,000万円必要となります。
    結果、フルローンはほぼ不可能となります。

・フルローンが可能になる特例ケース

資産背景や銀行との関係性によっては、例外的にフルローンやオーバーローンが出る場合もあります。

銀行が評価する条件例

  • 不動産以外の多額の純資産(株式、預金など)を保有

  • 過去に同銀行での借入・返済実績があり信用が高い

  • 高収入の本業収入を継続して得ている

  • 不動産投資と銀行融資の付き合い方

    • バブル崩壊の反省から、銀行は実勢価格ではなく路線価で評価

    • 路線価評価は低めになるため、フルローンは困難

    • 資産背景や信用力があれば例外あり

    💡 不動産投資で成功するには、物件選びと同じくらい銀行との信頼関係構築が重要です。
    長期的な視点で金融機関との付き合い方を戦略的に考えましょう。

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