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片山です。
「ヒガシ」再生が本格化へ。森之宮・OBP・京橋を結ぶ再開発方針案を大阪市・府が発表
大阪市と大阪府はこのほど、大阪城の東側に広がる「森之宮」「大阪ビジネスパーク(OBP)」「京橋」の3エリアを一体的に整備する都市再開発の方針案を公表しました。観光・教育・ビジネスなど分散していた都市機能をつなぎ、回遊性を高めることで、エリア全体の価値向上を目指します。
対象エリアは都心に位置しながらも、これまで各エリアの連携が乏しく、面的な広がりに課題がありました。今後は、これらのエリアを回遊可能な都市空間として再構築し、「特定都市再生緊急整備地域」としての国指定も視野に、税制優遇や補助金の活用による再整備を推進していく構えです。
再整備の中心となる森之宮エリアでは、2025年秋に大阪公立大学の新キャンパスが開設予定。2028年には新駅ビルも開業し、アリーナや空飛ぶクルマの発着場「Vertiport(バーティポート)」の併設が計画されています。難波宮跡では「なノにわ」や高級ホテル「パティーナ大阪」などがすでに開業し、観光・滞在拠点としての整備が進行中です。
一方のOBPは、開業から30年以上が経過し再生期に突入。古くなったオフィスビルの更新や、周辺のオープンスペースとの連携、歩行動線の再構築などが検討されています。
交通の要である京橋駅周辺では、JR片町線・東西線の地下化構想が再浮上。踏切撤去と歩行者空間の整備により、回遊性や安全性の向上が期待されます。駅周辺には将来的に国際交流や宿泊機能を備えた複合拠点も構想されており、長期的な開発が見込まれています。
再開発は段階的に進行し、まずは2025年以降の森之宮駅ビル・キャンパス整備と京橋の都市計画決定が先行。2030年以降はOBP再編や多世代居住エリアの開発、2040年ごろには地下化完了や南側道路の開通などが予定されており、「ヒガシ」は今後10〜20年をかけて大きく姿を変えていく見通しです。
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