いつもお世話になっております。
片山です。
収益一棟オフィスおよび一棟マンションの市場の状況と今後の予測を行うため、仲介営業担当者にアンケートを実施し、その結果をまとめました。仲介を業としているために、売り・買いの両サイドから見た公平な意見の集約が図れております。みなさまの投資の意思決定にお役だていただければ幸いです。
【総評】
- この1年は、需要・供給ともに概ね旺盛で、活発な取引が行われたと評価されました。ただし、売買金額7~20億円のオフィスビルについては、プロである不動産業者の需要がやや少なかったとされています。
- 3ヶ月後については、この1年と同様の変化もしくはそれが緩やかになる傾向と予測されています。1年後の動向は、アセットや価格帯により下記<1年後の価格動向等>のような差が発生すると回答されています。
<1年後の価格動向等>
(オフィスビル)
- 売買金額7~20億円のオフィスビルは、供給は増加するものの、需要の伸びは低く、やや価格が下落すると想定されました。
- 同3~7億円のオフィスビルは、供給量は増加するも、賃料・利回り・価格ともに改善傾向となると回答されています。
(一棟マンション)
- 同5~20億円の一棟マンションは、物件の供給量が減り、価格が上昇するのではないかと想定されています。
- 同3~5億円の一棟マンションは長期保有を目的とする買主が減少する一方、供給は堅調と想定されています。
しかし建築費高騰を背景とした賃料の上昇の影響もあり、価格は上昇すると予測されています。
実際に法人・投資用不動産仲介の現場で働く勤務経験1年以上の方247名のアンケートをまとめた結果になっております。
様々な考えがある中で、現場で働く人たちの総評になっていますので、一つの視点として参考にして頂けると幸いです。
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